マイナスの使い魔 第二十敗『この学院始まって以来の大事件だ!』 更新日:2018/05/08 公開日:2013/05/11 執筆小説マイナスの使い魔 『あれは……!』 「ゴーレム。それもトライアングル以上」 禊がオーバーなリアクションを取ると本気なのか疑わしくなるが、そんなことは無視してタバサはいつものトーンで答えた。 巨大なゴーレムはその豪腕で塔の壁面を一撃で打 […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十九敗『生きてきたんだろうね』 更新日:2018/05/08 公開日:2013/05/05 マイナスの使い魔執筆小説 夜のとばりで対面する球磨川禊に、タバサは少なからず戦慄を覚えていた。 戦いの最中で、恐いと思ったことはある。危険に身を晒して、神経が過敏になって自分の鼓動を感じるのも珍しい経験ではない。 しかし、対面しただけで戦う […] 続きを読む
緋色の平穏 Ep10『極彩の殉教者12』 公開日:2013/01/18 魔法少女リリカルなのは 偽伝:緋色の平穏 右腕の先には首根っこを掴まれた鏡が、やる気なさそうに引っ張られている。 「だから何なのよ、もう」 じとっとした目で鏡はこっちを見た。自分は関係ないからさっさと帰りたい。そういう雰囲気を思い切り醸し出している。 そう […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十八敗『美少女と悪事は』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/11/02 マイナスの使い魔執筆小説 禊の剣を購入した次の日、ルイズは一人で学院の図書館に足を運び、テーブルで書物を広げていた。 本日の授業はすでに全て終わっているため、今は自由時間となっている。 「これも、駄目」 調べ物は召喚とルーンについて。つまり […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十七敗『僕にはわからないな』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/09/06 執筆小説マイナスの使い魔 店の主人がデル公と呼んだ剣は厄介者だった。喋る剣という物珍しさこそあるが、それだけだ。剣としては錆だらけで、ろくに手入れもされてない最低ランクの代物である。 「それ、インテリジェンスソードなの?」 「そうでさ。どこの魔 […] 続きを読む
スマプリ 『繋ぐ手を感じて』 更新日:2012/08/19 公開日:2012/08/14 スマイルプリキュア! 夕日が眩しい砂浜に、あたしは一人で腰を下ろす。 潮風があたしの髪を優しく撫でて気持ちがいい。夕日が海に映って、あたしの友達と同じに色で輝いている。 かき氷食べ放題という理由から、れいかと一緒に受けた海の家でのアルバ […] 続きを読む