マイナスの使い魔 第十五敗『人間だから』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/07/15 マイナスの使い魔執筆小説 広場で繰り広げられた前代未聞の決闘を観戦し、オスマンは一人溜め息を漏らした。 「公爵家の娘は、とてつもなく厄介な者を召喚したもんじゃわい……」 コルベールに決闘の仲裁、そしてルイズとその使い魔の連行を命じ、ロングビル […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十四敗『どうということもないぜ』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/07/01 マイナスの使い魔執筆小説 トリステイン魔法学院の女子寮廊下を男女のペアが歩いていた。意気消沈したルイズと定番の笑みを貼り付けた禊である。 ルイズと禊の両名は休校になった午後の授業時間を、学院の会議室で過ごすことになったのだった。 そこで待っ […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十三敗『また勝てなかった』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/06/25 執筆小説マイナスの使い魔 禊がよく自らを指し示す言葉として使った過負荷(マイナス)とは何なのか、それはこの止まらない鳥肌と、心を濁す不快感がそのまま答えなのだろう。 禊が吸血鬼かもしれないと、少しでも思った自分が馬鹿だった。ましてやエルフだっ […] 続きを読む
スマプリ 『Dear My Hero』 更新日:2012/10/13 公開日:2012/06/24 スマイルプリキュア! 一月七日 わたしは絵を描くのが好きだ。 可愛い絵も好きだけど、描くのはいつもわたしが夢見る正義の味方。 わたしがなりたい、わたしじゃなれない、スーパーヒーロー達の絵だ。 時々、こんなヒーローを描いてみよう! み […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十二敗『今日から僕達は』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/06/22 執筆小説マイナスの使い魔 何度も。何度も。何度も。 ワルキューレ達が禊を攻め続ける。新たに持たせた槍で刺し、剣で斬りかかる。鮮血がワルキューレと広場を汚し、生徒達から悲鳴が沸く。 その声の勢いは最初の歓声に比べると可愛いものだった。なにせ、 […] 続きを読む
オリジナル短編 『それが彼女の希望だった』 更新日:2022/01/21 公開日:2012/06/19 オリジナル短編 僕と彼女のターニングポイントはあの日だった。 高校の帰り道、いや正しくは校舎から出て正門を抜けたところで、僕は彼女と出会ったのだ。 僕が偶然忘れ物を思い出して校舎を振り返った時、少女は学校の屋上に立っていた。靴を脱 […] 続きを読む