マイナスの使い魔 第六敗『それが君の個性だから』 更新日:2018/05/07 公開日:2012/06/18 マイナスの使い魔執筆小説 教室を破壊し、シュヴルーズを失神させたルイズが受けた罰は、魔法使用不可での後片付けだった。 元来魔法が使えないルイズにとっては、付随の条件が機能しないのは言うまでもない。 それでも教室を著しく損傷させ一時的とはいえ […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第五敗『忠実な使い魔だからね』 更新日:2018/05/07 公開日:2012/06/17 執筆小説マイナスの使い魔 ルイズはお祈りが終わってもしばらくはじっとテーブルに座っていた。周りが食事のないルイズの皿を見て怪訝そうにしているが、全部無視だ。 やがて大きな溜息を一つ吐いて、ルイズは食堂を出た。すると、ルイズを待っていたのだろう […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第四敗『なんてことを言うんだ』 更新日:2018/05/07 公開日:2012/06/17 マイナスの使い魔執筆小説 気落ちしながら眠りに落ちたルイズは、寝覚めの悪い朝を迎えていた。 薄らぼんやりした意識で周囲を見回すと見慣れぬ毛布の塊があり、自分が平民を召喚したことを思い出すが、そこに禊の姿はない。 またぞろ使い魔が勝手に行動し […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第三敗『少年漫画の主人公だったら』 更新日:2018/05/07 公開日:2012/06/17 マイナスの使い魔執筆小説 ルイズの衣服、特にショーツをがっちりと掴んで学院内を自由に彷徨(さまよ)い歩く禊は、自分がここに召喚される直前の出来事を思い返していた。 それは七月二十八日、箱庭学園で行われた行事である生徒会戦挙庶務戦で起きた。 […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第二敗『僕のいた世界には』 更新日:2018/05/07 公開日:2012/06/07 執筆小説マイナスの使い魔 トリステイン魔法学院は全寮制のため、生徒ごとに部屋が割り当てられている。 ルイズは次の授業を受ける前に、一先ず禊を自分の部屋で待たせておくことにした。 禊にその場で状況説明をしたら時間がかかりそうだったし、何よりこ […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第一敗『まるでファンタジーの世界だね』 更新日:2018/05/07 公開日:2012/06/06 マイナスの使い魔 澄んだ青の広がる空の下、桃色がかったブロンズの長髪を爆風で揺らす少女――ルイズが佇んでいる。 ここ、ハルケギニア大陸にあるトリステイン王国の魔法学院では、毎春行われている恒例行事ともいえる授業が催されていた。使い魔召 […] 続きを読む