マイナスの使い魔 第十八敗『美少女と悪事は』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/11/02 マイナスの使い魔執筆小説 禊の剣を購入した次の日、ルイズは一人で学院の図書館に足を運び、テーブルで書物を広げていた。 本日の授業はすでに全て終わっているため、今は自由時間となっている。 「これも、駄目」 調べ物は召喚とルーンについて。つまり […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十七敗『僕にはわからないな』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/09/06 執筆小説マイナスの使い魔 店の主人がデル公と呼んだ剣は厄介者だった。喋る剣という物珍しさこそあるが、それだけだ。剣としては錆だらけで、ろくに手入れもされてない最低ランクの代物である。 「それ、インテリジェンスソードなの?」 「そうでさ。どこの魔 […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十六敗『格好付かないでしょ?』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/07/29 マイナスの使い魔執筆小説 決闘の後も、ルイズは禊を自分の部屋に住まわせている。 少なくとも禊は吸血鬼や危険な類の亜人ではなかった。それよりも最低(マイナス)で最悪(マイナス)な人間だったけど、主人であるルイズが放置するわけにもいかない。 禊 […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十五敗『人間だから』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/07/15 執筆小説マイナスの使い魔 広場で繰り広げられた前代未聞の決闘を観戦し、オスマンは一人溜め息を漏らした。 「公爵家の娘は、とてつもなく厄介な者を召喚したもんじゃわい……」 コルベールに決闘の仲裁、そしてルイズとその使い魔の連行を命じ、ロングビル […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十四敗『どうということもないぜ』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/07/01 執筆小説マイナスの使い魔 トリステイン魔法学院の女子寮廊下を男女のペアが歩いていた。意気消沈したルイズと定番の笑みを貼り付けた禊である。 ルイズと禊の両名は休校になった午後の授業時間を、学院の会議室で過ごすことになったのだった。 そこで待っ […] 続きを読む
マイナスの使い魔 第十三敗『また勝てなかった』 更新日:2018/05/08 公開日:2012/06/25 マイナスの使い魔執筆小説 禊がよく自らを指し示す言葉として使った過負荷(マイナス)とは何なのか、それはこの止まらない鳥肌と、心を濁す不快感がそのまま答えなのだろう。 禊が吸血鬼かもしれないと、少しでも思った自分が馬鹿だった。ましてやエルフだっ […] 続きを読む