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「執筆小説」の記事一覧

FMO1章 第10節『裏切りの混入』

FMO1章 第10節『裏切りの混入』

 檄文の配達を終えてカルデアに戻ったマシュは、その足でダ・ヴィンチの身体検査を受けた。  立香達を呼び戻した要因の一つが、この定期検査だった。  検査自体は一通り終えて、メディカルルームでマシュとダ・ヴィンチは二人で向き […]
FMO1章 第8節『カルデアの者』

FMO1章 第8節『カルデアの者』

 ヤガとは人類の延長線上に在る。  地球規模の極端な寒冷化から生き残るため、魔術によって人間と魔獣を合成した人工的な種族だ。  それを進化と呼ぶべきなのかどうかは解釈の分かれるところだろう。  ただ言えることは、彼らヤガ […]
FMO1章 第7節『アマゾン細胞』

FMO1章 第7節『アマゾン細胞』

 悠が極寒の地へ導かれた当初は、立香と同じく動揺と驚きがあった。  ヒトもアマゾンもいない世界。  守るべき存在も、倒すべき敵もいない。  いや、それはここにくる前から同じだった。  アマゾンはもはやヒトを食さない草食が […]
FMO1章 第6節『藤丸立香という少年』

FMO1章 第6節『藤丸立香という少年』

 立香達は叛逆軍に案内され、彼らのアジトへと辿り着いた。  途中何度か魔獣に出くわしたが、ディケイドとアマゾンという二人のライダーがいれば大した障害にはならない。  むしろ食糧や貴重な素材として使えるものは回収した。   […]
翳り裂くオーズ 第五話『公園とお人好しとバッタかわいい』

翳り裂くオーズ 第五話『公園とお人好しとバッタかわいい』

 地味なグレーのジャケットで広めのポケットに両手を突っ込み、やや前傾気味の姿勢で立花響は公園にある異様な光景を眺めていた。  そこは彼女がよく来ているスポットの一つ。  行動範囲が広くない彼女にとっては、半ば固定化された […]